「衝突被害軽減ブレーキ」や「車線逸脱警報装置」、「車線維持支援制御装置」など、ドライバーの安全と快適性を支える電子制御装置を搭載した車両です。自動運転技術普及に伴い、国土交通省は車検制度を改正し、従来のブレーキ・ハンドル検査に加えて、先進安全装置の動作確認を必須とする「特定整備認証」を導入。専用設備での検査が求められるようになりました。
エーミングとは、カメラやレーダー、超音波センサーなどの先進安全システムが正しく機能するよう微調整する作業です。フロントガラス交換や外装部品の脱着、車体修正後に行い、安全装置の精度を回復。2020年4月以降は「特定整備」に分類され、認証技術者による実施と認定設備での作業が義務付けられています。